【RISU算数】タブレットを1ヶ月続けて気づいたデメリット

RISU算数を体験し始めて1ヶ月が経過しました。実際に使い始めて感じたRISU算数の残念なところや、惜しいな~と思ったことをまとめました。

RISU算数タブレットのデメリット

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いきなり「実力テスト」が始まる

30分~1時間程度かかる「実力テスト」ですが、タブレットを起動してWi-Fi設定が完了するとすぐに始まってしまいます。

子どもたちにタブレットを渡すと、喜びのあまり勝手に「実力テスト」を始めてしいました。

子どもの能力をはかるために大切な「実力テスト」ですが、30分~1時間かかることを知らずに始めるので「ながい」とブーブー言っていました。

タブレットに同封されたプリントに「実力テストは余裕を持って行ってください」と書かれているんですが、読まずに渡してしまったのは失敗でした。

RISU算数の実力テスト詳細プリント

できれば「実力テスト」を始めるときに、 タブレット上で『30分~1時間程度時間がかかります。お父さん、お母さんに聞いてからはじめましょう』というような注意書きが表示されるとよいかもしれません。

もちろん親がタイミングを考えてタブレットを手渡せばよいだけなのですが、届いたらとりあえず渡しちゃう親御さんも多いのではないかと思いデメリットとさせてもらいました。

解かなくてよいところを進めてしまう

「実力テスト」で理解できているところはクリアできて、ステージの問題を解かなくてよいようになっているのですが、難しい問題を解くのが嫌な子どもの場合、クリア済みの解かなくてよい簡単な問題ばかり解いてしまって復習だけになってしまう可能性があります。

小4息子は、算数が苦手なので解かなくてよい簡単な問題ばかり解いてなかなか前に進みませんでした。

「テストでクリアずみ!ここは、もうとけるので、おさずに先にすすもう!」とわかりやすく書いてあるのに解いていました。

RISU算数タブレット、クリア済みの問題を解いてしまう

復習のために必要だとは思いますが、解けないようになっていた方が先に進むことができたのになーと思いました。

マップ上の表示では、解く必要がないことが明記されているのですが勝手に必要のないところばかり解いていました。

RISU時間のお知らせは親にだけ届く

RISU算数では、学習がスムーズに進められるように、週2日RISU算数を始める曜日、時間にメールが届くように設定ができます。

RISU時間の設定

メールが届くのはよいのですが、いつもチェックしているわけではありませんし、届くのは親だけなので、親が子どもたちに声掛けをしないといけません

RISU時間の設定をするとメールが届きます。

親に言われるとやる気をなくす子どもも多いので、できればタブレット自体からアラームが鳴って「勉強を始めましょう」と表示されるともっと良いのになと思いました。

RISU算数には「学習アラート」という機能もあり、勉強していない日数が1~10日の間で設定でき、設定した日数を過ぎるとお知らせをくれます。

RISU算数「学習アラート」の設定画面

毎日子どもたちがタブレットで勉強しているのかチェックするのは大変なのでこちらはとても便利な機能です。

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ログインボーナスがわかりにくい

ログインボーナスは、毎日ログインしたくなるための重要な楽しみの一つだと思うのですが、いまいちもらえているのかわかりません。

RISU算数のログインボーナスはわかりにくいかも

ログインすると「まいにちRISUで、べんきょうすると、プレゼントがもらえるよ」

と書かれていますが、既にOKマークがついていて、いつもらえたのか、どの段階でもらえるのかわかりません

1ヶ月以上続けている子どもも「ログインしてもなにももらえないよ」と言っていました。

子どもたち2人ともログインボーナスで喜んでいる姿を見たことがないので、楽しみにはなっていないようです。

RISU算数はログインするとすぐに3分間復習テストがはじまる。

しかも、毎日ではありませんがログインするとすぐに3分間復習テストが始まり、ログインボーナスを楽しむ余裕はありません。

ポイント交換を済ませるとやる気が減る

RISU算数ではポイントを貯めると景品と交換できます。

勉強を進めるとポイントがもらえて、素敵な景品と交換できるので、子どもたちはそれを目当てに頑張って勉強を進めていました。

しかし、いざ交換をしてしまうとポイントも目標もなくなり、一気に勉強時間が減ってしまいました。

ポイントを貯めて景品を交換できるまでに時間がかかりすぎるので、もう少し少ないポイントで交換できる景品がたくさんあるとモチベーションを下げずに済むのではないかと思いました。

そんなポイントいったい何年かかるの?というくらいの景品もあり、食いつきはよかったのですが、もっといろんな景品があると楽しめそうです。

途中で「もらえる景品が増えたよ」と言っていたので、少しずつ更新されているようです。

メモ書きがしにくい

RISU算数タブレットに付属されているタブレット用のペンで問題を解くときにメモ書きができます。

線が細く書きづらい

しかし、線が細いうえに、反応が悪くうまく書けないときがあります。

もう少し太めの線でしっかり紙に書くみたいにさらさらと書けたらよいのになと思いました。

電源を切らないとつけっぱなしに

RISU算数のタブレットにはカバーがあるので、カバーのフタを閉じるとなんとなくタブレットを終了した気分になります。

RISU算数タブレットのカバー

しかし、電源ボタンを押してきちんと消さないと画面はつけっぱなしであっという間に充電が減ってきました。

我が家にあるiPadでは、カバーを閉じると電源が切れるようになっていてそれに慣れていると電源を切るのを忘れてしまいます。

RISU算数タブレットの電源ボタン

試しにつけっぱなしで放置してみると2時間たっても消えなかったので消えない設定になっているようです。

設定の中を探しても自動消灯の項目がなかったので、10分操作がないと消えるなどできるといいのになと思いました。

子どもが自発的に勉強しようと思ったときに『充電がなくてできない!』となるととっても残念なので充電残量には注意したいですね。

勉強できる子にはお金がかかる

うれしい悲鳴かもしれませんが、ステージをたくさん進めれば進めるほど利用料が高くなっていきます。

お子さんが「先取り」で勉強するのは素晴らしいことですが、月に1ステージ未満だと0円なのに対し、月3ステージ以上進めると8,980円の利用料がかかります。

他にも細かい値段設定がありますが少し高い気もします。

どれだけ利用しても最大8,980円なので、3ステージ以上どんどん勉強したいお子さんにはおすすめかもしれませんが、頑張るほどにお金がかかるというのは気分的に残念です。

楽しく算数を続けられる素晴らしい教材に対しお金を払うという考え方を持たないといけませんね。

お試し期間中もクリアステージ数が合算

1ヶ月目の利用料は、どれだけ進んでも上限6,000円に設定されています。

また、お試し期間中にどれだけステージをクリアしても1ステージが上限になっているのでお試し期間中にある程度進めてしまって、お試し期間後は進めるペースを制限すると利用料を抑えることができそうです。

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お試し期間後の返却にお金が必要

RISU算数ではキャンペーン中は、人数限定で1週間のお試しが可能ですが、継続しない場合は、返送料・保険料として1,980円(税別)が必要です。

そのまま継続する場合は1,980円は必要ありませんが、お試しは完全に無料でお試しできたほうが嬉しいですね。

実際にはお試しからそのまま継続する人は90%以上のようなので1,980円を支払っている人は少ないようです。

小学生までの勉強しかできない

先取り学習とはいえ、勉強できるのは小学生の範囲までというのが残念ですね。

小学6年生になったらできれば中学生の範囲を先取りできたら良いのにと思ってしまいました。

RISU算数ではすべての範囲を終えると自動で「受験基礎コース」に移行されます。

中学受験を考えているお子さんにはとても良いサービスですね。

「受験基礎コース」には、基本料・利用料のほかに月額1,980円必要です。

兄弟で勉強すると比較することになる

勉強の進み具合は、マップを見れば一目瞭然で、兄妹で一緒にRISU算数をやっていると子どもたち自身で比較が簡単にできてしまいます。

学年が違うのに下の子の方が進んでしまっていたり、苦手な子は比較することでやる気がなくなってしまう可能性があるので、注意が必要です。

競争心が強く、比較することで伸びる子もいれば、比較されるとダメな子もいると思うのでそのあたりは親御さんが見守っていく必要がありそうです。

ついついできる子を評価してしまいがちですが、苦手な子こそほめてあげられるようになると良さそうです。

RISU算数デメリットまとめ

RISU算数に致命的なデメリットはありませんでしたが、こうなればもっと良くなるのにーという惜しいところがいくつかありました。

RISU算数というタブレット教材がスタートしたのは2014年12月からなのでこれからもっとよくなってくれることに期待したいと思います。

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